それでは、Sophieの最終回いってみよう。

前回までの印象だと天真爛漫な部分が強調されたが、知的な部分もあり、繊細で思いやりもある本当にいい娘である。大学は芸術大学を卒業しており、3Dキャラクターデザイナーを目指しているらしい。作品を多数見せてもらったが、どれもプロ顔負けのオリジナリティの高い素晴らしい作品である。いつの日かハリウッド映画のラストテロップに名前が連なる日がくれば、グレイトである。

そして、別れの朝なかなか出発しようとしない。吾輩は遅れはしないかと時間を確認すると「少しでも、我々と話していたい」とのことである。結局、最後の一本のタバコが5回ほど繰り返され、新幹線の出発ギリギリに間に合ったのである。

 バックパッカーSophieと過ごした5日間は非常に濃密で、楽しい時間となった。

 彼女を熊本駅で見送った後、ホストとしての仕事を無事終えた安堵感と別れの寂しさが同時に襲ってきた。しかし、今思うことは、彼女の滞在期間は5日でよかったと思う。これ以上の滞在期間だと「情」がうつり、マジでヤバイことになってたかもしれん。

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